ブーリン家の咎人 下
一族の裏切り者、密偵、嘘と奸計で宮廷を操る黒幕——。本当の彼女は“誰”だったのか?稀代の悪女と呼ばれた、もうひとりのブーリンの真実の物語。
著者:フィリッパ・グレゴリー /
訳者:加藤洋子
訳者:加藤洋子
暴虐さを増していく王のもと、多くの人々が断頭台の露と消えた宮廷で、女官長の地位にひとり留まり続けるジェーン。空虚な時が過ぎるばかりのある日、彼女は若き王妃に懇願され、禁断の恋を手助けすることになる。互いを一途に想い合う彼らの姿は、愛に飢えたジェーンの孤独な心を慰めるが、それは予期せぬ破滅の始まりだった……。イギリス歴史小説の女王が新たに紡ぐ、世界的ベストセラー外伝。










