星夜とあなたに守られて
甘さとスリルが交錯する最新刊登場! この世で一人きりで生きてきた彼女は、その日、初めて人の温もりを知った──
著者:マヤ・バンクス /
訳者:中谷ハルナ
訳者:中谷ハルナ
両親を知らずに育った天涯孤独のラミー。所持品を通して相手の心に繋がる特殊な力を持つ彼女は、様々な事件捜査に駆り出されていたが、力を使うと心身がひどく消耗してしまうため人里離れた場所でひっそり暮らすように。そこに現れたのが、石油帝国に君臨するカレブ・デヴェローだ。妹を誘拐された彼は、半ば強制的にラミーに妹を見つけさせると、憔悴したラミーに去り際約束した──この借りは必ず返す、と。それから1年後、ラミーはある男に命を狙われるようになっていた。絶体絶命の中、脳裏に浮かんだのはカレブの言葉だった。