時は、やさしく
「愛してる──」 それは狂おしいほど切ない、別れの言葉。 時空をこえた、ノーラ・ロバーツの傑作 『時が、ふたりを』関連作
著者:ノーラ・ロバーツ /
訳者:入江真奈
訳者:入江真奈
オレゴン州の山小屋で、旅行中の姉夫婦の留守をあずかっていたサニー。そこへ、義兄の弟だと名乗る男ジェイコブが訪ねてきた。姉夫婦が結婚して、はや1年。義兄の身内は挙式にも誰一人現れず、なんて薄情な人たちだと思ったものだが……ようやく会いに来たらしい。ジェイコブは“兄が戻ってくるまで待つ”と言い、しばらく二人は小屋に滞在することに。そしてサニーは日を追うごとに、どこか浮き世離れした彼に惹かれていった。もちろん知る由はなかった──ジェイコブが兄を連れ戻すため、時を超え、遠い未来から来たことなど。
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