時が、ふたりを
時をこえるノーラ・ロバーツの傑作──空から落ちてきた恋人は、いつかはいなくなってしまう人でした。
著者:ノーラ・ロバーツ /
訳者:福島純子
訳者:福島純子
人里離れた家に暮らすリビーはある夜、空を切り裂くように墜落する飛行物体を目撃した。現場に向かうとそこには奇跡的に助かったらしい、端整な顔つきの男性が。男は事故のショックで記憶を失っており、リビーは彼を家に連れ帰ってしばらく滞在させることにした。やがて彼は断片的な記憶を取り戻していくが、その言動はどこか浮き世離れしていておかしい。いったい彼は何者なの? リビーは不安を募らせながらも不思議な魅力の彼に惹かれていく。記憶を戻しつつある彼の瞳が時折り悲しげに曇る、その切ない理由を知る由もなく。
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