幽都タクシー 午前二時の遺品
それは、あの世からの乗客。元刑事のタクシー運転手✕遺品整理士――曰くつきの〈木箱〉が二人を猟奇殺人にいざなう
著者:栗原ちひろ
元刑事の佐久間悠介は、現在はタクシー運転手をしている。ある日の深夜、歌舞伎町で訳あり風の女性客を乗せるが、彼女は佐久間が一瞬目を逸らした隙に消え、座席には飾りのついた木箱が残されていた。ひとまず忘れ物として箱を社に持ち帰るが、そこへ現れたのは大崎と名乗る遺品整理士。大崎は物から思念が読めるのだと明かし、木箱の飾りは生きた人間から無理やり抜いた歯だと言い出して……。









