血の郷愁

H-117

著者 ダリオ・コッレンティ
訳者 安野亜矢子
ISBN 978-4-596-54117-8
頁数 576頁 / 文庫判
発行日 2019年06月20日
定価 1,290円(税込)

19世紀シリアルキラーの完璧なる模倣。噛みちぎられた惨殺死体と10本の針──イタリア史上初の連続殺人事件が蘇る。バンカレッラ賞最終候補作。

北イタリアの村で発見された女性の変死体。
定年間近の新聞記者マルコは、インターンのイラリアからある情報を得る。
ふくらはぎを噛みちぎり、内臓を抜き、死体の傍に針を置く残忍な手口が、イタリア犯罪史に名を残す19世紀の連続殺人犯のそれと同じだというのだ。
二人は村に潜む狂気を追うも、カニバリズムを思わせる死体がまた一つ……。
歴史と文化に血の香りが混じりあう、重層的スリラー。

読者レビュー

  • おもしろかった。最近評論関係しか読んでなかったので3年ぶりの推理小説です。昔と現在を重ねて物語を展開してる。特にイタリアの実在のシリアルキラーを持ってきたことは参考になりました。フランス、ドイツ 、イギリスの切り裂きジャックなどユーロ圏のシリアルキラーはしってましたけどイタリアにもいたんですね。でもこの新聞記者のコンビ探偵。凸凹おもしろい。過去の栄光にすがる記者と母親を父親に殺された若い記者志望の女性。このコンビ の次回作 期待したい。シリーズになったらいいのに。ここにでてきた料理もつくってみたいです。星みっつかな。

    ミナコ
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