おやすみ、リリー

たくさん泣いたあと、心の温度が3度上がる本。

いきなり白状しよう。小説の翻訳の仕事をはじめて二十年近くになるが、訳出作業の途中で涙がこぼれたことはこれまで二回しかない。一回目は、エラリー・クイーンによる名探偵ドルリー・レーン四部作の最終作『レーン最後の事件』のラストを訳していたとき。そして二回目は、この『おやすみ、リリー』だ。どの場面だったかは、あえて書くまい。実は何か所かある。悲しいというより、命の尊厳、そして生きることにまつわる真実の確認に突きあたった気がして、涙が止まらなくなった。訳者あとがきより

『おやすみ、リリー』発売記念イベント開催!4月22日(土)梅田 蔦屋書店 4thラウンジにて。詳細は→コチラ

『おやすみ、リリー』

ハーパーコリンズ・ジャパンより
2017年4月15日発売予定
ソフトカバー単行本/予価1,600円/ISBN:978-4-596-55205-1

著:スティーヴン・ローリー
訳:越前敏弥(『ダ・ヴィンチコード』他)

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12歳のダックスフント、リリーと二人暮らしのぼく。
ある日、ぼくはリリーの頭に小さなタコが張りついていることに気付く。
その日から、あたりまえの日常は終わりをつげ、帽子のような“それ”とリリーとの奇妙な生活が始まる。
日に日に弱ってゆくリリーのそばで、ぼくは彼女を守ることを誓う。
でも、本当はわかっていた。
その日が来ることを、ぼくは認めたくなかったのだ――

『おやすみ、リリー』に関するNEWS

2017.04.14
スペシャルムービーを公開しました。
2017.04.14
『一足先に読んだ方からのコメント』にてブックポート大和店斎藤様の書店名が間違っておりました。訂正させていただきますとともに斎藤様にお詫び申し上げます。
2017.03.24
『おやすみ、リリー』発売記念イベント開催!
4月22日(土)梅田 蔦屋書店 4thラウンジにて翻訳家・越前敏弥氏と担当編集者が、『おやすみ、リリー』の魅力や翻訳刊行に至るまでの裏話などをたっぷりお話しします。
詳細、参加のお申込みは→コチラ
2017.02.22

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3月3日の正午にて、募集は締め切りました。
たくさんのご応募をありがとうございました。

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当選者様にはメールを返信いたします。 info2015@harpercollins.co.jp

3月3日の正午にて、募集は締め切りました。
たくさんのご応募をありがとうございました。

一歩先に読んだ方々からの声

  • この物語には、二重にも三重にも作者の思いが込められている。それは何よりも大切にして飼っている愛犬への愛情、家族や友人、そして生活を共にしているパートナーへの真心や思いやりは勿論、本作を語る上では外せない重要なファクターではある。
    しかし、そんな巷にありふれた感動を誘うだけではなく、一筋縄ではいかない、読み手の深層心理に訴えかけるような、強い想いがこめられている。
    胸を締め付けられるように感情を揺さぶられながら、時には涙腺を堪えながら、最後の一行までゆっくりと噛み締めて読んで欲しい。
    そして、一人でも多くの方に、この上辺だけでは終わらない、相反する感情を共存させた人間の繊細な心の揺れを描いた物語を読んでもらいたい。

    読後に誰しもがこみ上げるだろう激しい感情を語り合える仲間がいるならば、より最高だろう。

    文教堂書店 青戸店  青柳 将人様

  • 最初はこの小説も手に取るのを少し躊躇しました。
    きっと愛に溢れた内容に違いないけれど、絶対に号泣してしまう…これは避けた方が自分の精神 衛生上は懸命なのではないか…そう思いながらも、どうしても読んでみたい誘惑に駆られてしまいました。
    (中略)
    そして、泣くだろうと思いつつ読んで、予想した以上に泣いてしまって後悔したかというと、自信をもって「否」と言えます。
    胸が張り裂けそうに哀しい気持ちにもなりましたが、それ以上に、リリーの生き生きとした姿、溢れる愛情、命のすばらしさに心を打たれ、主人公テッドと共に自分自身の心も再生されていくような清々しい感動が最後に残りました。

    読者モニター K様(一部抜粋)

  • 愛犬との死別が描かれる、『おやすみ、リリー』ですが、出来事がそのまま語られるわけではありません。
    主人公・テッドの葛藤や、「謎のタコ」の出現、大海原の冒険……そこでは死を悼む過程が丁寧に描かれていて、主人公の辛い気持ちがひしひしと伝わって来るのと同時に、圧倒的な愛の大きさも伝わってきます。
    (中略)
    動物と暮らした経験のある人にも、ない人にも、「愛する」とはどういうことか、切なく激しくも伝えてくれる一冊だと思います。
    大冒険や辛い経験を乗り越えたラスト差す一筋の「希望」が印象的でした。

    読者モニター T様(一部抜粋)

  • リリーありがとう
    たくさんの愛情とかわいらしさを。
    かわいい!かわいい!ワンコってどうしてこんなに愛をくれるのだろう。
    (中略)
    テッドとリリーの絆は、世界中のワンコ愛犬家の心にぐっとささることでしょう。本当にワンコと相棒の何気ない愛情、どこまでも続くように感じられた日常が、想い出になっていく瞬間は、悲しくてたまりません。タコがにくくてしょうがない気持ちがものすごくわかって、本当にいい話でした。私自身も犬が大好きなので、人はワンコと出会ってどれだけ幸せと愛をもらったのか…つくづく考えました。

    有隣堂 伊勢佐木町本店  佐伯敦子様(一部抜粋)

  • 『犬は、いまを生きているからだ。犬は根に持ったりしないからだ。犬は感じた怒りを毎日、毎時間なかったものにし、けっしてわだかまりを残さないからだ。刻一刻と許し、忘れていく。角を曲がるたびに、そこには真新しい可能性がある。ボールがはずむたびに喜びが生まれ、新たな狩りへの喜びと希望が生まれる。』こんな風に生きられたらきっと素晴らしい。
    リリーはこれ以上ないほどシンプルで大切なことを教えてくれる。 「いきてるって、すてき」

    ブックポート大和店  齊藤様

  • 本作、原書の存在は知っていたのですが、日本語で読めるなんて思いもよらず、うれしい驚きでした。
    テーマが「愛犬の死」ということで、泣く予感はしていたのですが……。結局、読んでいる間、何度も涙が流れました。最後のあたりは号泣でした。本を読んでここまで泣くなんて、と自分でも驚いたほどです。わたしが愛犬家で、足元には寝息をたてている愛犬がいて、いままでに何度も、愛犬との別れを経験している、となれば、泣くのも無理はないかもしれません。ですが、これほどまでに泣いた理由は、決してそれだけではありません。この作品には、最初の一行から最後の一行にまで、愛がしみこんでいます。心が温かく、元気になる愛もあれば、複雑で、素直に表現できない愛、悲しい愛……。さまざまな愛が、さまざまなエピソードのなかにこめられています。その愛にわたしの心が反応し、共鳴して、感極まってしまったのでしょう。

    読書モニター I様(一部抜粋)

  • 「ここで物語が終わってほしい」。
    この本を読みながら、私は祈るような気持ちでそう願っていました。でも、終わらないのです。
    誰がどんなに祈ったところで、終わってくれたためしがないのです。
    そしてこの物語が忘れがたい一冊になったのは、そこで願いどおりに終わらなかったから。 「その後」が正直な言葉で綴られているからなのです。「別れ」は悲しいかもしれません。 しかしそれは、モノポリーをしたり映画を見たりして過ごすなんでもないいくつもの夜のために冒すべきリスクであり、支払うべき代償なのでしょう。
    「泣かせる」本が苦手なのですが、この本は「泣かせる」のではなく、読んでいて自然に涙がこぼれ落ちる、そんな素敵な一冊でした。

    梅田 蔦屋書店 洋書担当コンシェルジュ  河出 真美様

  • 動物ものは泣かされること必至とわかった上で、「その手に乗るか」と抵抗し、「アラを探す」と斜に構えてしまうのが常だけど、この作品は最初から素直に引き込まれ、抵抗も出来ず、結局号泣してしまった。
    シンプルで飾らない言葉、押しつけない共感、それらが犬のリリーのセリフに見事に集約されていて、心を掴まれる。
    不吉な導入でストーリーの帰結は想像できても、タダでは済まない意外な展開に楽しめること請け合い。
    絶望と再生の物語は翻訳者の作品愛と融合して、読みやすいプレゼントにお勧めの一冊となった。

    須原屋武蔵浦和店  桑波田様

  • この物語は多くの人に勧めたい、と心から思った。 かつての僕のように、装丁や惹句やあらすじを見、『愛犬家の、愛犬家による、愛犬家のための物語か』と一読を止めようとするひとに、特に。
    なぜならこの本は、飼い犬と飼い主のエピソードを通じ、生きることのかなしさと、同時にもたらされるよろこびの両方から目をそらすことなく描ききろうとしているからである。
    この物語は思い出させてくれる。心の奥底に大切にしまいすぎて取り出すことをしなくなった気持ちを。頭では理解しているつもりでも、理解はしきれていないことを。
    だから僕はこの本を今後も読み返すだろうし、多くの人に勧めたいと思う。

    読書モニター I様(一部抜粋)

  • 私自身が犬を飼っているので、結末へ辿り着いてしまうことがとても怖く感じ、なかなか最初の1ページ目を開くことが出来なかった。意を決して読み始めてみると、主人公がリリーや”タコ”への思いを様々な世界観で見せてくれるので、とても優しい気持ちになり同時に胸が詰まるほど辛くもなった。
    そして「その時」を迎える瞬間が近付くに連れて何度も目を背けたくなったのだが、私自身いつか向き合わなければいけなくなることだと言い聞かせて読み進めていた。正直このコメントを書いている今も思い返すだけで涙が落ちそうになる。
    しかし、これは悲しいだけの物語ではなく、飼い主と犬、人と人との繋がりの温かさが溢れ出ている作品だ。悲観することなどなかった。私も今まで以上にもっと自分の犬と対話して、抱きしめて、たくさんたくさん愛して、いつか私より先に永い眠りにつくときがきたら「おやすみ」と言ってあげたい。

    三省堂書店小田原店  小野様

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●かんそう けいじばん●

スペシャルムービー

  • ◆When Steve Met Lily
    ぼくとリリーの出会い

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    大人気作品のきっかけとなった子犬リリー