ハーパーBOOKS(文庫)

死霊の国のアリス

H-22

著者 ジーナ・ショウォルター
訳者 大美賀馨
ISBN 978-4-596-55022-4
頁数 496頁 / 文庫判
発行日 2016年4月25日
定価 1,070円(税込)

少女の泣き声は誰にも聞こえない。 その日、わたしの家族は皆殺しにされた。 なぜわたしだけ生き残ったの…。 わたしの中の声なき声があなたを殺せと囁く。 竹中美麗挿絵付 血塗られた学園黙示録…。

「怪物が襲ってくる」という妄想に取り憑かれた父親のもとで育てられたアリスは、16歳の誕生日、本物の“怪物”に襲われて家族を皆殺しにされてしまう。ひとり生き残り、罪悪感に苛まれるアリスは、転校先で学園を支配する美貌の不良少年コールに出会う。全身傷だらけのコールは、まるですべてを見透かすように──アリスに怪物(ゾンビ)が見えることを知っているかのように──見つめた。

読者レビュー

  • 『不思議の国のアリス』がモチーフのホラー・ファンタジー。一瞬表紙とヒロイン以外、どの辺がアリス?と疑いたくなる気もしたけど、各章に『不思議の国のアリス』のようなタイトルがついているところが印象的でした。ヒロインが戦う怪物は恐ろしい姿をした幽霊、つまりゾンビっぽい死霊。この辺りは結構変わってます。